司法書士法人・土地家屋調査士法人・行政書士法人

令和7年10月4日（土）、文京区大塚地域活動センターで開催された「認知症家族交流会」において、当所の司法書士・永嶋が「家族のこれからに備える成年後見制度」というテーマで講師を務めさせていただきました。

「認知症家族交流会」は、文京区の各地域で定期的に開催されており、認知症のご家族を持つ方々が、同じ立場の方と悩みを共有したり、相談・交流を深める場となっています。

今回は、高齢者あんしん相談センター大塚様からご依頼をいただき、文京区にお住まい・お勤めの方や、ご家族を介護されている方を対象に、「成年後見制度」についてお話しさせていただきました。

当日は参加者13名に加え、ボランティア学生4名にもご参加いただきました。講義後の交流の時間には、参加者の皆さまや学生の皆さまから多くのご質問・ご意見をいただき、終始、温かく活気にあふれた会となりました。

特に印象的だったのは、認知症のご家族に対するご心配はもちろんのこと、ご自身の遺言書作成についてのご質問も多く寄せられ、「終活」への意識の高さに深く感銘を受けたことです。

また、学生の皆さまからは後見制度の今後を見据えたご質問をいただき、その真摯な姿勢に胸が熱くなりました。

ご参加くださった皆さま、そして開催にご尽力くださった高齢者あんしん相談センター大塚の皆さまに、心より感謝申し上げます。

今後も、地域の皆さまにとって身近で安心できる情報をお届けしてまいります。