事例紹介

その他2016.04.16.合同会社とは

【合同会社とは】

一言でいうと、「設立・維持費用が1番安く、簡易迅速に設立できる会社」です。
設立に際し、株式会社が28~30万円掛かるのに対し、合同会社は14~16万円で設立できます。
また、一定期間毎の無意味な役員変更登記が不要です。
合同会社の設立数は年々増加しており、平成26年度の設立件数は株式会社86,639件、合同会社19,808件となっております。

 

 

 


 

どんな人に向いているか

所得税や相続税の節税用に法人を作る方、とりあえず事業を始めたい方、出資金に関わらず利益配分する等株式会社では難しい事業形態をとりたい方、既に社会的信用力がある方にお勧めです。

 

定款の定め方

設立後の定款変更には社員全員の同意が必要なため、最初の定款の作り方が非常に重要です。テンプレートを使用するのでなく、オーダーメイドで作成する事をお勧めします。

 

将来的には

基本的に小規模な会社で使いやすい合同会社ですが、事業規模が大きくなったら株式会社へ移行することが出来ます。また既存のどの会社とも(ex株式会社、合資会社)合併することが出来ます。

 

メリット

①定款の認証不要(認証費用約5万円がかからない)
②現物出資の証明不要
③決算公告不要
④役員の任期に定め無し
⑤自由な経営と利益配分

 

デメリット

①知名度・信用度が無い
②パススルー課税の適用がない
③1人1票の議決権のため争いが起こると業務に支障が出やすい
④上場できない

 

 

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司法書士法人・土地家屋調査士法人・行政書士 神楽坂法務合同事務所
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